リバウンドはただ太るだけじゃない!リバウンドの本当の恐ろしさとは

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こんにちは!

筋トレ・ダイエットの習慣化を、ココロとカラダの両方から徹底サポートする

オンラインパーソナルジムのDELTA FIT sateliteです!

ダイエッターの皆さん!これからダイエットをしていようとしている皆さん!

順調にダイエットをこなせているでしょうか!

ダイエットを志す人の一番の障壁である

リバウンド!

せっかく運動して体重が減ったのに、体重が元に戻ってしまうとモチベが駄々下がりしますよね…

しかし、モチベが下がって太るだけならまだましなのですが、

リバウンドにはもっと大きな問題があることが最近の研究でわかってきています。

ただの肥満の人より

体重の増減が激しい人の方が命にかかわる病気の可能性高くなるんじゃない?

という説が浮上しています。

基本的にリバウンドは、

食事制限のみのダイエットを行っている人に起こりやすい傾向があります。

筋トレをして筋肉量を増やせば、

基礎代謝が上昇し、1日の消費カロリーが増えていくのですが

食事制限のみを行うと筋肉量が減少し、もちろん食べる量も減るので脂肪も減るのですが、

どこかのタイミングで限界がきて食べ過ぎてしまう上に、

以前よりも筋肉量が減っているので1日の消費カロリーが少なくなり前よりも太ってしまう

ということが起こりやすいです!

心当たりのある方は要注意です!基本的に脂肪減少と筋肉増量はセットで行いましょう!

ではリバウンドには肥満以外にどんな危険性があるのかを早速見ていきましょう!

目次

サルコペニア肥満とは?

リバウンドを繰り返してしまう人は

サルコペニア肥満

に該当する可能性があります!

サルコペニア肥満とは

筋肉量が正常よりも少なく、肥満状態にある状態のことです。

普通に太っているよりも、糖尿病や脳卒中、心臓病を患うリスクが高いという研究結果があります。

基本的には40代以降から増え始め70代においては4人に1人がサルコペニア肥満だといわれています。

正直70を超えた方のサルコペニア肥満は仕方ないといえば仕方ないです。

年を取って活動量も減りますし、そうなると自然に筋肉も落ちていきますからね!

しかし最近問題になっているのが若い方のサルコペニア肥満が増えているということです。

基本的に適度な運動量を保ち、十分な栄養を摂取していれば

若い人がサルコペニア肥満になることはあまりないです。

しかし、特に今の若い女性の方は体型を気にするあまりカロリーの摂取量を減らしすぎて、

サルコペニア肥満の原因である骨格筋量減少につながっているケースが本当に多いです。

20代~30代でサルコペニア肥満の状態になってしまうと、年を取った時にはさらに悲惨なことになります。

そもそも食事制限のみダイエットをしたところで綺麗には痩せられませんからね!

モデルさんなどプロポーションが職業になるような方は、

しっかり食べてその分運動をしてあの美しいプロポーションを作っているのです。

若いうちにしっかり食べて運動をして筋肉をつけておきましょう!

参考:https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/publications/other/pdf/review_51_2_99.pdf

リバウンドを繰り返すと突然死のリスクが上がる!?

アメリカのロードアイランド記念病院の研究では、恐ろしい結果が出ています。

体重が安定している人
少しずつ増加している人
少しずつ減少している人
増減を繰り返している人


の4つのグループで実験をしたところ、

体重の増減を繰り返している人(リバウンドをよくしている人)

ほど体にダメージを受けていて突然死のリスクが他に比べて約3.5倍になることがわかっています。

突然死の原因は様々ですが、心筋梗塞などの心臓系が多いです。

体重の増減を繰り返すと、心臓疾患を患う確率が1.6倍になるという研究結果もあります。

ただ単純に太っているというのも、もちろん良い状態ではないですが

リバウンドを繰り返している方がより悪い結果をもたらしてしまう
ということがわかります。

リバウンドするくらいなら肥満の方がマシ説!?

リバウンドというのは、ダイエットがもたらした新たな症状という見解があります。

もはや新しい病気のようなものとされています。

上記研究は比較的年齢の高い層を集めて行われましたが、

若い人にもリバウンドが悪影響を与える可能性は高いと思います。

リバウンドを繰り返す回数が増えれば増えるほど、

ホルモンバランスが乱れたり身体が弱くなるという研究結果もあるので

若い方もリバウンドを繰り返すのは防いだ方が良いでしょう。

特に女性の方は生理もあるのでホルモンバランスの乱れの影響を受けやすいです。

脂肪が増えすぎると、

NF-kB

という炎症物質が活性化されます。

それにより、体全体に負担がかかり健康被害を出してしまいます。

太れば太るほどこの効果は促進され、悪循環を生み出します。

脂肪による炎症物質とリバウンドによるサルコペニア肥満の促進で、

命にかかわる病気になってしまう恐れもある
ので正しくダイエットしてリバウンドを防ぎましょう!

脳の老化の原因になる!?

リバウンドは回数を重ねるとサルコペニア肥満になる可能性が高いので、どんどん脂肪が落ちにくくなっていきます。

脂肪細胞が増えて炎症物質の活性化が起こってしまうと老化につながってしまうことがわかっています。

その上、体だけでなく脳も老化してしまうということがわかっています!

肥満体型になると、灰白質の体積が減少する比率が高くなることがわかっています。

灰白質は記憶や思考などにおいて重要な働きをする器官であり、仕事のパフォーマンスなどに直結する重要な部位です。

また、アルツハイマー病を患うリスクが高くなることも明らかになっています。

まだ研究段階ではありますが、肥満は脳の老化を約10年早めてしまう可能性があるといわれています。

ダイエットを頑張って肥満から脱却すれば、灰白質の体積が戻るのかどうかはまだわかっていませんが

進行を食い止められる可能性はあるとされています。

健康な体になってもデメリットは一つもないので、

肥満状態は放置してしまっている人は少し危機感を持ってダイエットにチャレンジしてみましょう!

リバウンドは厳禁です!

さいごに

いかがだったでしょうか!

今回は

リバウンドの本当の恐ろしさについて解説しました!

リバウンドをしないためには小さく始めてコツコツと継続できるようになることが一番大事です!

一気に体重を落とすのではなく1年くらいかけてゆっくりと落としていきましょう!

一生を通じて無理なく健康的な体を維持するのが何よりも大事です!

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