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こんにちは!
今回はですね
1日小さじ一杯で鬱のリスクを減らしてくれる、どこでも買える食材について解説していこうと思います。
このストレスフルな社会でですね
仕事や人間関係など様々なことが原因で
抑うつ状態になってしまう人が6000万人くらいいますと。
まだ抑うつ状態であればしっかり休息をとってリフレッシュできれば
回復することが多いですが
これがうつ病になってしまうと
専門の医療機関において治療しなければならない病気になってくるって話で。
かくいう私の友人もですね
2人ほど鬱になった経験がありますと。
世界においてもうつ病患者は約3億2000万人いるといわれています。
参考:WHO-MSD-MER
日本はその中でもですね
うつ病患者数が多い国の一つとして数えられているんですね。
なのでですね
これ以上このストレスフルな社会で鬱になる人が増えてしまうと
これはもう日本終了のお知らせってことになるので
まあここらで私が記事を書くことで
まずは日本を救っていこかなと。
それでは一緒に見ていきましょう。
1日5gで鬱のリスクを下げる食材とは
1日小さじ1杯程度(約5g)で鬱のリスクを31%も下げてくれる食材がありまして。
これ何かっていうと
「きのこ」
ですね。
え?って感じだと思うんですけど
きのこが鬱のリスクを下げてくれるんですね。
これはアメリカで行われた研究なんですけど
20000人越えのアメリカ人の食生活とメンタルの関係を10年以上追い続けた観察研究で
この事実がわかりましたと。
この観察研究というのは
観察対象に関して意図的に介入せずに、日々の行動などを観察してデータを集める
という研究方法なので、科学的な根拠という部分では少し弱い研究ではありますが
なんせ観察している人数が20000人を超えているので
十分信頼に足りえるのではないかなと。
まあこの研究できのこを5g食べると鬱のリスクが下がるってことがわかったんですけど
きのこ類に含まれる
エルゴチオネイン
という物質が要因なのではないかとされています。
このエルゴチオネインは人間の体内で作り出すことはできず
外部から摂取するしかない栄養素なんですね。
これはアミノ酸の一種で、
アミノ酸の中でも抗炎症作用や抗酸化作用が非常に強い物質で、
体中の酸化と炎症を抑えてくれる働きがあるって話で。
うつ病の原因はまだあまりわかってないことも多いんですけど
脳内物質の分泌のバランスが崩れたり脳の炎症によるものでもあるという説もあるので
ここにこのエルゴチオネインが作用して
結果うつ病のリスクが軽減されているのではないかと推測されていますと。
『完全復職率9割の医師が教える うつが治る食べ方、考え方、すごし方』- 廣瀬久益
こちらはうつにならないための
食事や生活習慣についてわかりやすくまとめられた本です。
最近抑うつ気味だな~だったり友人に抑うつ状態の方がいるという方に
おすすめです。
毎日食べるのは面倒という方は
きのこがメンタルにとてもいいという事に関しては
この記事を読んでくれた人であれば
首取れるんちゃうかってくらい頷き倒してくれてると思うんですけど。
ただこれ毎日食べるってなると結構面倒だと思うんですね。
そういう方はですね、
週に1回だけきのこスープを食べるようにしましょう。
5g×7日で35gなので、1袋100gのしめじを買えば
この研究で示されている量は余裕で摂取できます。
観察研究なので、5gを毎日食べたから効果があるのか1日でまとめて摂取しても効果があるのかは
わからないですが、エルゴチオネインを摂取するという部分は変わらないので
効果はあると思いますと。
しかもきのこってですね
思っている以上に種類あるんですね。
えこれほんまに食べれるん?
みたいなきのこも、海外では高級食材だったりしますと。
なので普通に楽しく食べられます。
一応おすすめは
しいたけと舞茸です。
この2つはエルゴチオネインがきのこ類の中でも豊富に含まれています。
なのでこのきのこをベースにしつつ、週替わりで他のきのこを入れて
きのこスープを楽しんでもらえたらなと。
『精神科医が教える ストレスフリー超大全 ―人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト』- 樺沢 紫苑
そもそもストレスをためない
という事も鬱の予防には非常に重要になってきますと。
SNSの発展により人間関係が複雑になった今の時代において
どうメンタルをコントロールしていくかがわかりやすくまとめられた本です。
他にもこんなうれしい効果が!
ほかにもですね、
きのこにふくまれるエルゴチオネインは
私たちに嬉しい効果をもたらしてくれるという事がわかっていまして。
1つはですね、
がんのリスクを下げてくれるってことですね。
これは結構有名な話で皆さんご存じかもしれないですけども。
しっかり科学的にも証明されていますと。
これもアメリカの研究でですね
きのこを1日18g摂取するとがんになるリスクが約45%低下するってことがわかってるんですね。
その上ですね
がんの中でも
特に乳がんに対して効果があるという事がわかっているので
女性は必須で食べた方が良いんじゃないかなと思います。
他にも
1日43gきのこを摂取すると認知機能の低下が予防出来て
軽度認知症になるリスクが約50%も軽減されたという研究結果もあります。
ここでですね
「なんでこんなきのこに関する研究がたくさんあるんやほんまかそれ」
と思う方もいると思うんですけど
きのこそのものではなくて、
このエルゴチオネインが世界の研究者の間で
非常に話題になっているんですね。
人間の体内では合成できない超優秀な物質なのに
謎にきのこにめっちゃ含まれてるっていう。
まあそんなスーパーフードきのこちゃんなので
ぜひ積極的に食べてもらえたらなと。
『おいしいきのこ毒きのこハンディ図鑑』- 大作 晃
世界にはですね
日本のスーパーではお目にかかれないいろんな美味しいきのこがありますと。
そろそろこの記事できのこというワードを見すぎてゲシュタルト崩壊起こしてると思うんですけど
この本はシンプルに面白いですし
食べてみたいきのこが見つかると思うので
めっちゃおすすめですと。
さいごに
いかがだったでしょうか!
今回は
1日5g食べるだけでうつ病のリスクを下げる最強食材であるきのこについて解説しました!
きのこはいろんな料理にも合わせやすいですし
うまみも非常に強い食材ですので
うまく使いこなせば体にもいいし料理のレベルも上がります。
ただ基本として食事はバランスが大事なので
きのこだけ食べまくるみたいなのは
やめてほしいですと
追記
よくあの
香りマツタケ味シメジ
っていうじゃないですか。
匂いはマツタケが良いけど味はシメジが一番みたいな
まあこれは私も納得してたんですけども。
ただこれですね
たまにめちゃくちゃ美味いシイタケ作る農家の方いるんですね
これなんで市場にでまわらへんねんみたいな
それを食べてからですね、私の中では
香りシイタケ味シイタケになりましたと。
皆さんもそんなシイタケに出会ってください
以上です。